8人分を3人分に減らすとき、多くの人は全ての材料に3/8を掛けます。多くの場合それで問題ありませんが、一部の材料では致命的になります。
比例させてよいもの
- 主材料:肉、魚、野菜、米、麺類はそのまま倍率を掛ける。
- 液体:水、だし、牛乳もそのまま。
- 砂糖・油:通常は比例で調整してよい。
基本倍率は、目標人数 ÷ 元の人数。3 ÷ 8 = 0.375、つまり各材料に0.375を掛けます。レシピ分量調整ツールで自動換算できます。
単純に比例させないもの
- 塩と風味の強い調味料:味覚は線形ではないため、まず70〜80%で調整し、味見して加減する。
- 香辛料と唐辛子:これも非線形。少なめから始め、後から足す。
- 膨張剤(ベーキングパウダー、重曹):容器の形状と化学反応に依存し、極端な倍率は失敗する。分割して作る。
- 酒と酢:風味が強いので50〜75%に抑えてから調整。
実用的な原則:材料は倍率どおりに、ただし塩・唐辛子・香辛料は70%から始めて、仕上げに味見して足す。最初から多く入れず、後で足せるように。
時間と容器の調整
量が減ると焼き時間は通常短くなりますが、比例ではありません。まず元の時間の3分の2で確認し、そこから延ばしましょう。液体が減ると蒸発が速くなり、煮込みの煮詰め時間も短くなります。
容器の大きさも合わせます。同じ量でも小さすぎればあふれ、大きすぎれば焦げます。深さも直径も加熱に影響します。
単位換算のコツ
「1/3カップ」「2大さじ」のような中途半端な単位は、無理に暗算しないでください。1カップ = 16大さじ = 48小さじです。全てを最小単位にそろえて倍率を掛け、最後に戻せば簡単です。料理用単位換算が最も手軽です。
