パーセントは日常で最も間違えやすい計算の一つですが、原因はほぼ常に同じです。「何を基準にするか」を取り違えているのです。
基本の公式
- 増減率 =(新値 − 元の値)÷ 元の値 × 100%
- 新値 = 元の値 ×(1 + 増加率%)
- 元の値 = 新値 ÷(1 + 増加率%)
重要なのは2つ目です。パーセントは常に「元の値」に対する割合です。パーセント計算ツールで素早く検証できます。
最も多い罠:上昇と下落は対称ではない
株価が100元から150元になれば50%の上昇です。その後150元から100元に下がると、下落率は (100−150)÷150 = −33.3% であり、−50%ではありません。同じ50元の変動でも、基数が100から150に変わるため割合が変わります。
50%上昇して50%下落すると、100 × 1.5 × 0.5 = 75、つまり25%の損失です。これが「非対称」の代償です。
もう一つの罠:パーセントポイントとパーセント
金利が4%から5%になった場合、「1パーセントポイント上昇」とも「25%上昇」((5−4)÷4)とも言えます。どちらも正しいですが意味は全く異なり、報道では誇張のために混用されがちです。どちらを指しているか確認しましょう。
実用例
- 割引:20%引きは元の価格の80%を支払うこと。
- チップ:200元の飲食代に15%のチップなら、200 × 1.15 = 230元。
- 税込価格:税率5%なら税抜 = 税込 ÷ 1.05(0.95を掛けるのではない)。
- 投資収益率:(売値 − 買値 + 配当)÷ 買値 × 100%。
税金や割引の場面は割引計算ツールとパーセント計算ツールで直接計算できます。
